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フリーランストラベラー。同じく自営業の旦那と気ままに旅をしながら働く生活をしています。フリーランス・旅のことを中心に記事を執筆中。今年東京脱出しました。

【閲覧注意!】留学中に実体験した、本当にあった怖い話(ホラー・グロではありません)

こんにちは!7です。

 

 

今日は私が留学中に実際に経験した、本当にあった怖い話を1つご紹介します。

(と、言ってもお化けとかそういう話ではないのでご安心を。虫が嫌いな方は要注意)

 

 

本当にあった怖い話

 

留学中はやはり住み慣れている都市とは違うので、怖い目や危ない目にあうことも少なくないでしょう。何が起きてもポジティブでいることが大事です。

 

 

その1:ベッドバグに全身をかまれまくる

 

オーストラリアに到着して1週間が経った頃、ようやく仮住まいのホステルを卒業し、メルボルンのEast Melbourneというシティからも近く、電車の駅からも大変近い、とても便利なところに住むことを決めました。

 

家はアパートのような作りになっており、全部で15人くらいが一つ屋根の下に住んでいました。日本人は私一人。

 

オーナーから与えられた部屋はなかなか居心地がよく、キッチンも超広くて、すぐに気に入りました。

 

入学日まではまだ1週間半ほどあったので、そのころ私はいろんな場所に行って写真を撮ったり、散歩をしたり勉強をしたりする日々が続いていました。

 

部屋を決めて2日ほどしたころ、首回りが少し痒くなる、微々たる違いですが、なんとなくの異変が起こりました。が、本当にすこーしの軽い程度だったので、あまり気にすることはなく、日々を過ごすことにしました。

 

 

その後3,4日経った後、なんと私の顔から足まで全身余すことなく謎の虫に咬まれていたのです。。

日を増すごとにどんどん浸食され、ついには顔が見にくすぎて鏡を見れないほどに。

 

とにかく激しいかゆみを伴い、怖くなった私はすぐにインターネットで調べました。

これはどうやら南京虫、いわゆる「ベッドバグ」の仕業でした。

ベッドバクは湿気の多い東南アジアやオーストラリアやカナダなど、移民が多い国によくみられる害虫で、旅行者によって運ばれるといわれます。普段は小さすぎて見えないのですが、夜になると活動しはじめ、人間の寝ている間に人間の血を吸います。血を吸うと血で腹が膨らむ分、チマメのような大きさになり発見しやすくなります。カメムシの仲間なので、部屋にいると悪臭がするのが特徴です。

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すぐに病院に行きましたが、オーストラリアの病院は本当に適当で、なぜかインターネットで調べた対策のページを出力して渡してくれるという、私でもできるような診察をされ、全く頼れる人がいない状況。本当に心細かったです。。

 

その頃、シェアメイトの一人が異変に気付き、私を助けてくれました。

オーナーに掛け合ってくれて別の部屋を渡してくれたり、一緒にベッドの木枠をはがしてくれたり(木枠には血を吸った後のベッドバグの群れと卵がこびりついていました。おえええええええ)、「そのベッドバグはお前が運んできたんだ、賠償金を請求するぞ」と理不尽なことをいうオーナーと戦ってくれたり、とにかく親身になって助けてくれました。

彼がいなければ、私はもうとっくのとうに心が折れていました。

この見た目のまま入学日を迎えるのは本当に嫌でしたが、仕方なくぶつぶつした顔で入学式に赴きました。幸いその時嫌な顔で私を見てくる人は一人もいなかったので、安心しました。

 

このことから学んだこと

日本ではなかなか意識をしないかと思いますが、ベッドバグは本当にしつこい虫で、一度部屋に発生するとどんな手を使っても根絶するのは無理だといわれているくらい強い虫です。

海外のホテルなどに泊まるときは(特にホステルなどあまり清潔でない場所に泊まる場合は特に)、出来ればシーツをはがして虫がいないか確認したほうが良いです。一度刺されると本当にひどい痒みと発疹がでるので、気を付けてください。

 

 

その2:ほどなくして急性胃腸炎にかかる

ここでさらに別の恐怖が私を襲います。。

一か月ほど経った頃、ようやく発疹も消え始め、部屋も変えて快適な生活を送っていた頃、今度はストレスのせいか、急性胃腸炎を起してしまいます。

 

今まで大きなけがや病気をしてこなかった私にとって、まだ慣れない海外の土地でまさか突然の胃腸炎になると思わず、今まで31年間生きてきましたが、この時くらい自分がもう死んでしまうと思ったことはありませんでした。本当に痛くて、脱水症状になり吐き気もすごく、日本語も通じずでとても辛かったです。。。

 

さらにオーストラリアの救急車は一度呼ぶと800ドルほど(日本円で7万5000円ほど)かかると聞いていたので、日本から保険には入っていましたが、どれだけカバーされるか不安で呼びづらい気持ちもありつつそうも言ってられない状況だったので、満を持して呼びました。

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すると救急車は全く来ず、ちょっと待ってて、の一点張り。待てども待てども全く救急車はやってきませんでした。

夜中3時になっても全く来ず、疲れ果てて少し寝てしまいました。その時も例のシェアメイトの彼は全力を尽くして看病してくれました。

朝6時ごろにもう一度連絡したところ、ようやく救急車がやってきました。

すると彼らは私の血圧だけ図って、「大丈夫大丈夫、死なないから、あはははは

と笑って、オーストラリア人御用達の「パナドール」という薬だけ置いて帰っていきました。(よくオーストラリア人小馬鹿にする言葉で使われるくらい、このパナドールは頭痛、腹痛などとにかくなんでも薬として使用されます。どれだけ効果があるかは正直謎。)

 

後日請求を見たらこんな適当な診察でも400ドルくらい請求されていました。これは日本の保険ですべてカバーされたので、本当に良かったです。。

 

このことから学んだこと

オーストラリアの病院は本当に信用ならないです。それは地元民の間でも暗黙の了解となっており、彼らは体調を崩したら病院ではなく薬局に駆け込みます。

病院に頼らず、日本から自分に合う薬を持っていきましょう。また保険には絶対に入りましょう。国や保険の種類によりますが、私の場合は病院にかかるお金はすべて無料でした。普段は健康な私も、オーストラリアで何度病院にいったか数えきれないほど行ったので、やはり慣れない土地に長期滞在する場合は必須です。

 

 

その3:今度はストーカー被害にあう

身体も徐々に回復し、ようやく普通の生活を送れるようになり始めたころ、

私を助けてくれた例のシェアメイトの一人が奇行を起こすようになり始めました。

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私が帰る時間を完璧に把握して扉を開けるとそこで必ず待っていたり、他の男のシェアメイトと話していると激しい嫉妬で会話をシャットダウンしてきたり、ずっと私の行動を観察して回り、私はそれが不快に感じるようになりました。

 

ある日、耐えられず、私は彼の行動が不快だとはっきり伝えたところ、彼は逆上しながら私に気持ちがあることを伝えてきました。うれしくはありましたが、私はその頃日本に彼氏を置いてきていたので無理だと伝えたところ、何とも言えない表情で部屋を後にしていきました。

その後もむしろ行動がエスカレートしてきたので、私は夜逃げ半ば、引っ越しをしました。。

次の家に着いた翌朝、私が日本でしか使用していないアドレスに、彼からのメールが来ました。このアドレスは誰にも教えていないのに、でした。

なぜ何も言わず引っ越したんだ?僕の力をもってすれば今の君の居場所を突き止めるなんて簡単だけど、あえてそうはしないよ。僕たちはいつかまた出会う、また世界のどこにでも会いに行くよ

 

もう身が震え上がり、ひとまず彼のメールアドレスをブロックしました。

その後は特に彼から変なことをされることはありませんでしたが、ベッドバグから急性胃腸炎、さらにストーカー被害にオーストラリアに到着してから1か月強内にすべて起こったため、かなりの精神的ダメージが起きました。。

 

実際問題が起きたことによって英語力は格段にあがったのは事実ですし、精神的にとても強くなったので今では感謝しています。

 

このことから学んだこと

誰も助けてくれる人がいない中、手を差し伸べてくれたことが嬉しくて、今思えば私も必要以上に彼を頼りすぎていましたし、甘えすぎていました。なかなかこういった状況下でコントロールするのは難しいですが、やはり異性間の関係には気を付けないといけないなと痛感しました。

 

まとめ

慣れない土地では日々何が起こるかわかりません。前述の通り、問題を解決していく中でその状況下を生き抜くサバイバル能力や、英語で伝える能力が格段にあがるので、問題が問題なのではなく、その問題をどう解決していくのかが挑戦なので、心折れる経験もここが踏ん張りどころと意識して、問題に立ち向かう精神力を付けてくださいね。

 

 

以上本当にあった怖い話でした。

 

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