【必読】人生で一番心を打たれた名書「私はコーヒーで世界を変えることにした」をぜひ読んでほしい!
こんにちは!7です。
「私はコーヒーで世界を変えることにした:夢を形にする仕事道」
今日ご紹介するのは「コーヒーハンター」の「川島良彰」さんの本「私はコーヒーで世界を変えることにした:夢を形にする仕事道」。
この本に出会ったきっかけ
私がこの本に会ったきっかけは「アナザースカイ」というテレビ番組を見てから。既に62才なのにそれを全く感じさせない若さとパワー、美しい言葉遣い・品の良さ、とても流暢なスペイン語。心のそこからコーヒーと、それを取り巻く環境を愛しているんだなという心の強さとひたむきさ。
番組を見ながら雷を打たれたという衝撃を覚えたのを覚えています。
すぐに著書を調べたところ、色んな本を出されているのですが、この本のトピックが、コーヒーがあまり詳しくなくても楽しく読めそうだなと思ったので、すぐにAmazonでポチりました。
(プロローグより)
私が「コーヒー屋になる」と
決めたのは小学生のとき。
子どものころからずっと、
コーヒーの生産国にあこがれていた。
そして、その夢を叶えるため、
十八歳で単身中米のエルサルバドルへ留学した。
座右の銘は、
「何人かが、当然それを為すべき筈である。
それなら、自分が何ゆえ為さずに済むものか」
すごい生産者がいる、
すごいコーヒーがあると聞けば、
どこへでも飛んでいく。
たとえ、それが中南米の密林の奥地であろうと、
アフリカの高地であろうと、
アラブの荒野であろうと……。
おいしいコーヒーがあるところを目指して、
ただひたすら突き進む。
いつのころからか、
私は「コーヒーハンター」と呼ばれるようになった。
「コーヒーのために私ができることはすべてやる」
私は、それを実践して生きている。
子どものころからやりたかったことが、
こうして私の一生の仕事になった。
壮絶な人生
単身で渡ったエルサルバドルでも壮絶な生活が待っていて、恩人や仲間を内部紛争で何人も亡くしたり、せっかく手塩にかけたコーヒー農園が山火事で一瞬で無くなったり、とにかく口があいて塞がらないほどの壮絶な出来事を経験してきました。
それでもなお、心に決めた「コーヒーで世界を変える」という仕事を諦めず、最高に美味しいコーヒーを求めて、コーヒー研究所になんとか弟子入りしたり、地位が高くなってきてからは農園の仕事を現地の貧しい人たちに与え、雇用を産んだり、まさに世界を変えてきた方。
SUPER CEO vol.21 社長の“超”私的エクストリームな瞬間 ミカフェート/川島 良彰
そこに美味しいコーヒーがあるとわかれば未開の地でも自分を顧みずとにかく進む。それが「コーヒーハンター」と言われる所以です。マジでハンターハンターに出てきそうです。笑 ハンターライセンス絶対持ってる。笑
ストリートスマートになれ
コーヒーが育ちやすい国というのは得てして治安が物凄く悪いところが多いのですが、そこにしっかり足をつけ、ローカル達と流暢なスペイン語でコミュニケーションを取り、信頼と地位を確立してきた川島さん。印象に残っている言葉に「ストリートスマートになれ」という言葉があるのですが、これはただ勉強ができる頭を身に付けるのではなく、世界中どんなところに行っても自分や家族の身をしっかり守れる処世術を身につけよ、ということです。
例えば、彼は突然のテロや不審者をすぐにかわせるために、カフェやレストランでは絶対に出口付近に座ります。平和ボケした一般の日本人では絶対に出来ない、いつも死と隣り合わせだからこそ出来ることですよね。
しかしこれだけ治安が悪いとことで生きてきているのに、言葉遣いが美しくて、とても品があるんだ。こんな62才だったらナンパされてもついて行っちゃう。「経験が乗った」男性って最高に魅力的ですよね。
「ミカフェート」設立
彼はUCC上島珈琲の社員として、各国に駐在をしていたのですが、現在では「ミカフェート(スペイン語で「私のコーヒー」)」という会社を起こし、日本で一番高級なコーヒーを製造販売しています。
最高品質コーヒー「グラン クリュ カフェ(Grand Cru Café)」は、川島が「コーヒーのためにできることは、すべてやる」[10]をコンセプトに、畑の選別、栽培から収穫、精選加工、輸送、保管、焙煎、包装にいたるまで独自の基準を設け、すべてにおいて一切の妥協なくつくりあげたブランドで、アロマ維持のため、ガスに耐えられるシャンパンボトルに入れた加圧包装となっている。
私も実は、表参道にある「ミカフェート表参道店」に昨年行ってきました!
そこで1杯2000円のコーヒーも試してみました😇
コーヒー大好きなくせに、割と素人な私の舌でも感じられたことは、ここまで高級なコーヒーだと、飲むたびに味が変わるんだということです。
最初はかなりコクのあるコーヒーだな、というのが印象ですが、飲んでいるうちに酸味が強くなってきて、色んな表情を持っているコーヒーでした。
東京(銀座・表参道・一ツ橋・吉祥寺)の他にも、横浜元町や私の地元福岡(六本松)にもお店があるので、下記のサイトから調べてみてくださいね。
彼の一押しの最高品質コーヒー「グランクリュカフェ」はなんとワインボトルに入っています。封を開けたら2週間ほどで飲む必要があります。
引用:コーヒーの通販 | コーヒー豆の購入はミカフェート オンラインストア
実は今回、このコーヒーボトルを、プロポーズ後の旦那両親・私の両親の顔合わせの際の手土産として渡しました。かなり見た目も珍しいので、お互いの家族にとても喜ばれました。また特別なイベントの時に絶対買おうと思います!
その他の商品も、比較的安価なものでも、すごく美味しいので、ぜひ試してみてください!もう絶対インスタントコーヒーには戻れなくなるので、注意してください笑
余談:スーパーで購入できる美味しい珈琲
かなりの余談ですが、「そんな高級なコーヒーなんて買えない。。けど美味しいコーヒーが飲みたい。。」という方に朗報!スーパーで購入できるのにめちゃめちゃ美味しいコーヒーを発見しました!
京都の老舗珈琲屋「小川珈琲」の「小川珈琲プレミアムブレンド」です
このコーヒーは何と言っても香りが高く、飲みきるのがもったいないほど。苦味、酸味、コク全てのバランスが良いので、万人に楽しんでもらえると思います。
ドリップコーヒーだと通常のコーヒーの3倍くらいの値段がしますが、コーヒー粉を買えばほぼ通常の美味しくないコーヒーと値段が変わらないので、ぜひおすすめ!すでに粉になっているので、挽く必要なし!
話はずれましたが、ぜひ何か特別な記念日に、ミカフェートの「グランクリュカフェ」を試してみてはいかがでしょうか?
あとがき
川島良彰さんの「私はコーヒーで世界を変えることにした」は、自分の中に眠っていた未知なるエネルギーを引き出してくれるような、今すぐ何か行動したくなるような、素晴らしい作品です。
私は割と合理主義者なので、「エッセンシャル思考」みたいな本が好きで、「人の想いやパッション」にフォーカスしたような作品はそんなに好きではないのですが、川島さんの本は心臓を刺されたような衝撃がありました。
一日あれば余裕で読み終われるくらいの作品なので、最近パッションを感じられていない方や、コーヒーが好きな方、やりたいことがあるけれど踏み出せてない方にぜひ!とも!おすすめ!です!
【購入はこちらから】
ちなみに現在彼はJALの国内線のコーヒーを監修しているとのこと。私はANAマイラーなのでJALに乗る機会がほとんどないのですが、飲まれた方、感想を教えてください!
その他感想はこちら
7でした。