【ポジティブな名言がたくさん】こんな世の中だからこそ読んで欲しい「サードドア」
こんにちは!7(7_NUMBERSEVEN)です。
自粛が続く中ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
最近はコロナが落ち着いたら何しよう・・というマインドよりも、これが数年続くという前提で物事を考えようという方向にシフトして行きました。
やれることはそんなにたくさんないかもしれませんが、この間に出来る勉強やトレーニングをしてコツコツと積み上げましょう!
- 【ポジティブな名言がたくさん】こんな世の中だからこそ読んで欲しい「サードドア」
- 所感
- 「成功への最も確かな方法は、常にあともう一回試してみることだ。」
- 目先の利益よりも戦略的ポジショニング
- 能力ではなく、選択
【ポジティブな名言がたくさん】こんな世の中だからこそ読んで欲しい「サードドア」
さて、このコロナの最中にやることの一つに「本を読む」という習慣を強化することに決めました。今日は今月読んだ中で、心に響いた本をご紹介したいと思います。
サードドア:精神的資産のふやし方
一時期話題になったので、ご存知の方も多いでしょう。19歳で投資家となったUSC(南カリフォルニア大学)の大学生アレックス・バナヤン著書の話題作です。
簡単なあらすじ
アレックスはイランからの移民である家族が汗水垂らして働いたお金で入学をさせてもらったUSCの医学部に入学しますが、そこで自分のやりたいことを見出せません。そんなある日、「ビジネスの成功者たちにインタビューして回って、キャリアをどのように踏み出したか聞いてみよう」というアイディアを思いつきます。
ビル・ゲイツやウォーレン・バフェット・レディーガガ、Apppleの共同創業者スティーブン・ヴォズニアック、スティーブン・スピルバーグなど各界のみならず世界中を席巻する著名人たちとコンタクトを試みるのですが・・・というお話しです。
今日はこの本の名言・名シーンをご紹介したいと思います。
所感
まず最初に驚いたのは、本カバー自体は最近流行のシリコンバレーのエンジニアだ投資家が書くお洒落な本の表紙みたいなお洒落なデザインなのに、中身はめちゃくちゃ泥臭い!
アレックスは著名人へのコンタクトを試みる過程でとにかく挫折しまくります。本を読みながらこっちが応援したくなるくらいなりふり構わずガムシャラで、お洒落度はゼロ。
もっと、悩めるあなたの指南本的な感じを想像していたので、かなりの泥臭さに親近感がグッと湧きました。
「成功への最も確かな方法は、常にあともう一回試してみることだ。」
この本では、数百回、数千回断られても負けない粘り強さが大事だということを教えてくれました。
コロナの影響で仕事が減ってしまい、その焦りからかビジネスの営業で恥をかいたりしてしまった経験が直近であり、それなりにプライドを折られてへこたれていたのですが、このアレックスはこの数百倍断られたり、著名人を前に一生トラウマになりそうな赤っ恥をかいています。
その様子に、このくらいでへこたれてる場合じゃないと、勇気をもらえました。
目先の利益よりも戦略的ポジショニング
これ以降は多少のネタバレになるのですが、晴れてビル・ゲイツとのインタビューを行えることになり、ビル・ゲイツから他企業との契約についての話を聞くシーン。
彼はアレックスに目先の利益や現金以上に戦略的ポジショニングを取ることの大切さを教えました。
短期的な利益に飛びつくよりも、長期的なポジショニングを手に入れた方が後々に圧倒的に有利だということです。
個人的にも、昨年までは目先の利益に飛びつきまくっていて失敗したことを活かし、最近は長期的なポジションニングを考えて行動することが多くなりました。失敗を通して、人は学ぶものです。。
能力ではなく、選択
さらに最後の章ではアレックスが大切なことに気がつきます。(ここも多少のネタバレ)
彼はふと「ハリー・ポッター」シリーズに出てくる一言にたどり着きました。
「君が何者であるかは、君のもっている能力ではなく、君の選択によって決まるんだよ」というダンブルドア校長の言葉です。
自分にはなんの能力もない、自分は何者でもないと卑下していたアレックスには晴天の霹靂でした。
個人に置き換えても、フリーランスになったものの、実は何も能力がないんじゃないか、とネガティブになったことも何度もありますが、能力ではなくて選択が自分のなりたい者に近づけてくれるんだという気持ちにさせてくれる、素晴らしい言葉でした。
その他にも様々な名言・名シーンがあるので、コロナでなかなか外にも出れない今、読書で知見を広げたり、教養を身に着ける期間にしてみてはいかがでしょうか?
この「サードドア」は特に言葉が簡単で読みやすく、スイスイ読み進めることができます。翻訳もかなり秀逸で、原文が英語だったことを全く意識させません!Amazonや楽天でも大変評価の高い本なので、読んで損なし!!
ということで本日は話題作の書評を論じさせていただきました。
これ以外にも様々なお勧め本を過去記事にしていますので、こちらもぜひご覧ください!
7でした。