【実録】RMIT Diploma of Interpreting ってこんな学校!(留学準備編)
こんにちは!7です。
今日はメルボルンで私が通ったRMIT(ロイヤルメルボルン工科大学)の通訳コース
「Diploma of Interpreting」についてご紹介していきたいと思います。
以前の記事通り、私がこの大学に通ったのは、なんといっても
- 半年で修了できること
- コース終了後にNAATIが受験できること(NAATIについては以前の記事をご参照)
上記の2つの大きな理由からです。
以前の記事はこちら
私が通った2014年と、2019年現在は少し諸々コースも変わっていると思いますが、当時の実体験をもとに現在のこのコースの概要と、留学準備のフローをご紹介していきたいと思います!
【実録】RMIT Diploma of Interpreting ってこんな学校!(留学準備編)
当時使ったエージェント
ちなみに当時はMTSCさんというメルボルンセントラル駅の近くにある無料エージェントさんを通しました。MTSCさんはインターネット検索でみつけたエージェントさんだった覚えがあります。
RMIT授業料
2014年当時のメールをさかのぼるとどうやらこれくらいだったようです。
Duration 0.5 years Total program nominal hours 515 Tuition fee per nominal hour $11.16 Annual tuition fee to be paid by student $5,750.00 Total tuition fee to be paid by student $5,750.00
ということでめちゃくちゃ安くなっていました!!悔しい!
校舎の位置
RMITの校舎(シティキャンパス)は超便利なところにあります。遠く離れたBundooraキャンパスもありますが、あちらは工学、医療系の学生で、Diploma of Interpretingはシティのメルボルンセントラル駅から歩いて3分です。多分、メルボルンの大学で一番便利な場所にある大学だと思う。
安くなった理由考察
というのもおそらく、以前までは通訳という職種がパーマネントレジデントビザ(永住権。略してPR)を取得するときに有利な職業だったので、高いお金を払ってもここでポイントを稼ごうという輩が多かったんだと思います。2019年現在は職業リストから外れたと聞いていますので、人気がなくなったのでしょう。笑
必要条件
今も当時も変わらず、IELTSの6.0が必要となります。TOEICで換算すると840点ほどと聞いていますので、簡単にらくらく誰でも入れます♪というコースではないことだけは伝えておきます。ただ、現地の語学学校のUpper-Intermediate以上(5段階中の4)を卒業すると受験資格を得られると聞いていますので、現地から入ると難しすぎて絶対入れない汗 というレベルの学校ではありません。
あくまで大学の付属の専門学校というレベル感です。
取得できる資格
ちなみにDipoloma of Interpretingを修了した後はAdvanced Diploma of Interpreting とTranslatingというさらに難しいコースに通うことも人気の選択肢の一つ。
終了後にそれぞれ受験するNAATI試験でで取得できる資格
- Dipoloma of Interpreting⇒NAATI Para Professional Level
- Advanced Diploma of Interpreting⇒NAATI Professional Level
ということで、私が通ったDipoloma of InterpretingではParaレベルのNAATIが受験できます。準資格、みたいなものでしょうか。
ちなみに合格率は私のクラスは7名いて1名受からなかった(これはそうとう優秀で、普段はParaレベルでも7割くらいの合格率だとか。)レベル。
が、Advancedで受けられる資格は10分の1レベルにぐっと下がり、コースがきつすぎて途中で行方不明になる生徒もいるという噂。笑
ちなみにオーストラリアで通訳の仕事を取ろうとするとやはりParaレベルでは話になりません。エージェントに登録するなら通常の資格(Advancedでとれる資格)からではないと門前払いです。
とはいえこのコースを修了した後にオーストラリアに残って通訳の仕事をする人はビザの関係上極めて稀だと思うので、日本に持ち帰って実績の一つとするレベルであれば、Paraレベルでも問題がないかと思います。
入学フロー
①入学試験受験(持っていない人はIELTSなどのテストも別途受験)
↓
②オファーレターを受ける
↓
③受験料納付
↓
④入学許可証(CoE)発行
↓
⑤VISA申請(&健康診断)
↓
⑥留学保険加入
↓
⑦航空券手配
↓
⑧到着後の仮住まい探し
ひとつづつ見ていきましょう。
①入学試験を受ける
私は留学エージェントを通して試験を送っていただき、入学試験を日本で受けました。
詳しくはちょっと覚えていませんが、簡単なを訳すくらいのレベルで難易度はかなりやさしいと思います。(当時の私の英語レベル:過去形と過去分詞の違いが全く分からないけど、TOEICの点数だけは800ギリギリ取ってるというレベル)
ちなみに入学は一年間の中で7月と2月ですので、それぞれの前のタイミングで受けてください。
私は7月入学で、試験は12月ごろ受けました。IELTSの受験もそのころだったので、12月はものすごく勉強した覚えがあります。
②オファーレターを受ける&③授業料納付&④入学許可証発行
合格したら(結果通知にはものすごく時間がかかります。気長に待ちましょう。)、学校からオファーレターをもらい、記載されている授業料をエージェントに納付、そのあとCoE(入学許可証)を発行してもらって、学生ビザの申請に進みます。
⑤VISA申請&健康診断
エージェントを通している場合は学生ビザの発行もエージェントがサポートしてくれますのでご安心。エージェントが助けてくれない場合も、ビザ申請自体は簡単です!
この時に一緒に健康診断も受けます。
ちなみ健康診断はオーストラリア大使館が定める指定の病院で行かなければダメです。私が住んでいた福岡は大名の結核予防センターでした。(ホームページ:http://www.ftpc.or.jp/)
¥10,000弱くらいかかりましたが、東京はこの倍くらいするらしい。
⑥留学生ビザ加入
健診後はe-medicalという制度ですぐに情報が現地に行き、2営業日くらいで学生ビザを発行してもらえます。
先述の通り留学生保険(OSHC)にも加入する必要があり、これは1か月x在留する年月とちょっとで、私は7ヶ月でAS$400くらい払いました。
が、このOSHCが曲者で、結構値段が高い割には全然なにもカバーしません。
ので、日本から留学生用の保険を別に加入したほうが良いです。
以前のブログにも書きましたが、留学中は予想外のことがマジで起こります。
詳しくはこちらの記事から
高い医療費を泣く泣く払うよりはお守りとして日本から加入することをお勧めします。
とはいえ、フルフルの保険は私も必要がないと思ったため、オーダーメイドで必要な分だけ契約できるオーダーメイド型保険に加入。これが7か月で6万円弱でした。
⑦航空券手配
私はせっかくオーストラリアに行くので直行便ではなく、安いストップオーバーの便でクアラルンプールで2泊出来るように計画しました。
ストップオーバーのクアラルンプール旅行記はこちらで書いています^^
⑧到着後の現地での仮住まい探し
それから忘れてはいけないのが、実際に住む場所が決まるまでの現地での仮住まい。
始めての一人海外ではなかったけれど、それでも不安だったので、古くてぼろい、安いバックパッカー(ホステル)ではなく、少しだけ高くてもきれいで評判の良いバックパッカーにしました。
ちなみにオーストラリアはホテル代が鬼高いので、一人部屋を取ることはあまりお勧めしません。
バックパッカーに泊まると嫌でもコミュニケーションしないといけないので、コミュニケーションが苦手な方や英語に自信がない方は荒治療になっておすすめ。
あとがき
すこし長くなってしまいましたが、これらが私が通ったRMITのDiploma of Interpretingの概要と、留学前に準備してきたフローです。ぜひ参考にしてくださいね!
次回は実際の詳しい学校生活を書いていきます。
その他オーストラリア留学に関しての記事はこちら!
7でした。